クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
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評価 3.5
(10件のレビュー)
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クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー
著者は経営者の立場にあって,「知のグローバリゼーション」,Web 2.0 やクラウド・コンピューティングへのながれを経験してきた. 「21 世紀の産業革命」 もアメリカからおこるなかで,日本は IT ではなく 「クール・ジャパン」,ガラパゴス文化を世界に発信していくのがよいという.
世間でいわれているいろいろなことをつなぎあわせた内容であり,著者独自のかんがえは希薄である. しいていえば,大衆がつくりだす文化が次世代をひらくというかんがえに独自性があるようにみえる. 著者は Twitter を評価し,「大衆自身がコンテンツを作り,公開することでウェブ空間に 「巨大知」 が形成され」 と書いている. しかし,Twitter が 「巨大知」 を形成できるメディアだとはおもえない. こういうひとの意見にしたがっているだけでは,日本はますます没落していくだろう.
世間でいわれているいろいろなことをつなぎあわせた内容であり,著者独自のかんがえは希薄である. しいていえば,大衆がつくりだす文化が次世代をひらくというかんがえに独自性があるようにみえる. 著者は Twitter を評価し,「大衆自身がコンテンツを作り,公開することでウェブ空間に 「巨大知」 が形成され」 と書いている. しかし,Twitter が 「巨大知」 を形成できるメディアだとはおもえない. こういうひとの意見にしたがっているだけでは,日本はますます没落していくだろう.
このレビューが参考になった人 1/2人
この本は、ある尊敬する先輩から、進められて読む事になった。クラウド本は、これまでに数冊読んでおり、なおかつコンピュータ業界に席を置く身であるため、雑誌類およびお客様との会話などで、その内容と展望などについては、自分なりの見識はもっていた。ところがこの本の内容は、これらとは違い、現在の社会が進んでいる方向性を示すものであり、現時点でその根底をなすマグマが深く根ざしてきており、吹き出すのは、この先、2014年との予言までおこなっている。細部にわたる事例の考察から、かなりの真実味のある内容であった。
このレビューが参考になった人 1/1人
キンドルなどの電子書籍リーダーがこれからどのような役割を持ち、どのような可能性が持つかを広い視点で学びたくて購入通読
読んでみると著者の視点で、今どのようなことがアメリカで発生していてそのことが日本に与える影響や、これから起きるであろうWeb2.0の後の時代、21世紀の産業革命に対して日本が取るべき施策まで提言されている。クール革命の概念は面白かった。コンテンツがサービスの価値を決める時代はまだ続く。その中で日本という文化の中で育まれたクールなコンテンツには価値がある。ただサービス全体をマネジメントするという能力では、現状日本は海外にはかなわないというのもその通りだと思う。これからの時代、Apple、Google、Microsoftが覇権を争う時代になるとの指摘で、パソコンという怪物を檻で飼い慣らそうとしたMicrosoft,それをネットに解き放ったGoogleという表現は的確だと思った。ただ、個人的に違和感があったところは全体的なサービス能力ですぐれているのはAppleという認識は本書の記載の通りだと思うが、本当に集合知が羽ばたきやすい環境を尊重しているのはGoogleだと思う。Appleの提供するサービスが本当にオープンソースなのかは今後も考えてみたい。知のグローバリゼーションに対応するサービスを産むにはオプトアウト、フェアユースの考えでないと生まれないというのも面白かった。
非常に俯瞰した視点でNetが利用されはじめてから今までの日本も含めた各ステークホルダーの戦略の遷移を説明してくれている気がする。本書を読んで本当に世界で起こっていること、これから求められる流れが少し理解できました。
読んでみると著者の視点で、今どのようなことがアメリカで発生していてそのことが日本に与える影響や、これから起きるであろうWeb2.0の後の時代、21世紀の産業革命に対して日本が取るべき施策まで提言されている。クール革命の概念は面白かった。コンテンツがサービスの価値を決める時代はまだ続く。その中で日本という文化の中で育まれたクールなコンテンツには価値がある。ただサービス全体をマネジメントするという能力では、現状日本は海外にはかなわないというのもその通りだと思う。これからの時代、Apple、Google、Microsoftが覇権を争う時代になるとの指摘で、パソコンという怪物を檻で飼い慣らそうとしたMicrosoft,それをネットに解き放ったGoogleという表現は的確だと思った。ただ、個人的に違和感があったところは全体的なサービス能力ですぐれているのはAppleという認識は本書の記載の通りだと思うが、本当に集合知が羽ばたきやすい環境を尊重しているのはGoogleだと思う。Appleの提供するサービスが本当にオープンソースなのかは今後も考えてみたい。知のグローバリゼーションに対応するサービスを産むにはオプトアウト、フェアユースの考えでないと生まれないというのも面白かった。
非常に俯瞰した視点でNetが利用されはじめてから今までの日本も含めた各ステークホルダーの戦略の遷移を説明してくれている気がする。本書を読んで本当に世界で起こっていること、これから求められる流れが少し理解できました。
このレビューが参考になった人 2/2人
著者は角川グループホールディングスの代表取締役会長兼CEOだ。角川ホールディングスは参加に角川書店という出版社と、角川映画という映画製作配給会社を持っている。つまり著者は日本を代表するコンテンツ産業の重鎮なのだ。しかしそういう背景を持つ人が書いた本にしては、この本は内容が抽象的で焦点が絞り切れていないように思う。本の帯には「iPad、キンドルの登場で時代は激変する!」などと書いてあることもあって、僕がこの本に期待したのは主に電子書籍や映画配信などの分野について、角川グループの総裁である著者が何を考えているのかを知ることができるのではないかということだった。でも本を読んでも、そのあたりがどうも釈然としない。角川グループはクラウド時代に向けて、どんな対策を取るのか。どんな方針で臨むのか。この分野で2014年に大変革が起きると著者は言うのだが、それは具体的にどのようなことなのか。どれもこれも、さっぱり要領を得ない。
海外の私企業に国内情報が流出してしまうのを防ぐため、国策で大規模なデータセンターを作るべきだという提言はわかる。しかしそのために国が音頭取りをすれば、結局はそれが新たな特別法人になって役人の天下り天国になってはしまいそうな気がする。これはひとつの企業だけではとても間に合わない、国家プロジェクトではあるけれど……。
海外の私企業に国内情報が流出してしまうのを防ぐため、国策で大規模なデータセンターを作るべきだという提言はわかる。しかしそのために国が音頭取りをすれば、結局はそれが新たな特別法人になって役人の天下り天国になってはしまいそうな気がする。これはひとつの企業だけではとても間に合わない、国家プロジェクトではあるけれど……。
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失礼ながら年配の企業経営者がITに関して書いた本ということで、「どうせ的外れなこと書いてるんだろうなぁ」と期待せずに読み始めましたが、内容が濃く、最後まで興味を持って一気に読破することができました。「絶対、誰かゴーストライターの人が書いている」と思わせるぐらい力作です(笑)
著者はインターネット革命の勝者は「大衆」であり、大衆がパワーを持つと彼らが「クール」「かっこいい」と思ったものが力を持って世の中を変えていくとし、それを「クール革命」と定義しています。また大衆に力がシフトするということは必然的にクラウドが進展する(経済性や利便性という意味で)ということで、今後はクラウドのインフラを握った企業(もしくは国家)が世界の覇権を握るということで、現状の米国企業に牛耳られている現状を憂慮し、最後には日本としてのクラウドインフラ「東雲」の提言を行っています。
他のレビュアーの方の評点は低いようですが、何ででしょうかね?ちょうど同時期に読んだ『ウェブ大変化〜パワーシフトの始まり』もネットによる大衆へのパワーシフトを説明したものですが、そちらは現象の説明だけで本質的な論理の展開がなかったのでイケてなかったのですが、こちらのクール革命の本の方がよっぽど読み応えがあります。特にコンテンツ事業者からの生の視点も随所にあり、コンテンツ事業に携わる人には必読の書です。
著者はインターネット革命の勝者は「大衆」であり、大衆がパワーを持つと彼らが「クール」「かっこいい」と思ったものが力を持って世の中を変えていくとし、それを「クール革命」と定義しています。また大衆に力がシフトするということは必然的にクラウドが進展する(経済性や利便性という意味で)ということで、今後はクラウドのインフラを握った企業(もしくは国家)が世界の覇権を握るということで、現状の米国企業に牛耳られている現状を憂慮し、最後には日本としてのクラウドインフラ「東雲」の提言を行っています。
他のレビュアーの方の評点は低いようですが、何ででしょうかね?ちょうど同時期に読んだ『ウェブ大変化〜パワーシフトの始まり』もネットによる大衆へのパワーシフトを説明したものですが、そちらは現象の説明だけで本質的な論理の展開がなかったのでイケてなかったのですが、こちらのクール革命の本の方がよっぽど読み応えがあります。特にコンテンツ事業者からの生の視点も随所にあり、コンテンツ事業に携わる人には必読の書です。
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