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機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン (角川コミックスエース)

価格: ¥693¥693 より
評価 4.515件のレビュー
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー

軍産複合体の謀略か?マフティーの反乱の背景 2010-04-19
 地球連邦政府の打倒を志す反地球連邦組織エグムの上には、地球軍を現状のまま維持したい軍需産業が控えており、その献金で政治を取り回す国防族議員らが控えている。議会の予算審議が始まる頃を狙って限定テロを起こし、概算要求を上乗せする手伝いをしてきたという意味では、エグムもジオン残党軍も連邦政府に囲われているに等しかった。

 ガンダムUC7が解説する反地球連邦運動の背景は、ジオン共和国の消滅後にシャアの思想を受け継ぎ地球連邦政府要人の暗殺を繰り返した秘密結社マフティー・ナビーユ・エリンの資金源と支援者を暗示している。マフティーの黒幕は詐欺師の代名詞クワック・サルヴァーなる偽名を使う地球連邦軍の初老の将軍であったが、彼はアナハイムと癒着した国防族議員に連なる軍人であり、マフティーのテロ活動も軍事費の維持を目論んだ彼らの自作自演劇に過ぎず、マフティーを率いたハサウェイ・ノアは、クワック・サルヴァー将軍にまんまと騙された余りに未熟な青年ではなかったか。

 地球連邦軍上層部は、ハサウェイの処刑を利用し、軍内危険分子のブライト・ノアに息子殺しの汚名を着せた上で彼を退役させることに成功した。ブライトが野に放たれた虎となり、スペースノイドの支持を取り付けジオン・ダイクンの理想を掲げ政界進出を果たすことは不可能となり、もはや地球連邦軍には、飼い主を噛み殺しかねない危険なブライトに独立機動艦隊司令官の地位を与えて軍内に囲い込んでおく必要はなくなったからであろう。

 ガンダムUC7黒いユニコーンは閃光のハサウェイの悲劇性を高める役割を果たしているのである。
このレビューが参考になった人 00
物語はこれから… 2010-03-19
ガンダムUC……序盤は面白かった。特に一巻から三巻あたりまでは…。

全十巻を揃えたものの、物語中盤、少し長すぎるストーリーに
若干中だるみを感じ、第六巻まで読んで続きを読むのを保留していた。
特に地球降下あたりからの中盤はいただけなかったという印象が自分には強い。
この度、ガンダムUCの映像版が発売されたことを機に、再び
物語の続きを読むことにした。

この物語は、表紙の人物がその巻のキー・パーソンなのであるが、
今回は黒いパイロットスーツのマリーダと、マスターのジンネマンだ。

不満のひとつは、やたら新しいMSやMAが出てくることだ。個人的な好みで
申し訳ないが、私は、シナンジュ、ギラ・ズール、クシャトリヤまでは
この物語に必須のMSだと思うが、アンクシャやガルスKなどはちょっと…。
トリントン基地襲撃に関して、ここぞとばかりにごちゃごちゃMSを出してきた
感があるが、Zガンダムのジャブローの風のときのMSVよろしく、
無理矢理感が否めない…。登場させるならもっと丁寧な登場を望みたい…。
それから、他の方のレビューにも見られますが、あまり以前の作品の台詞を
出し過ぎると、物語がパロディになるような気が……。勿体ないです…。


人物に関してはベルトーチカや、名前だけのハヤト・コバヤシなどが登場する。
そしてこの巻では、ブライトがしゃべりまくるのだが……
映像版ではブライトの声をどうするのだろうか?
(先日亡くなられたブライト役の声優さんの代わりがドッキリで
用意されているのだろうか?ルパン三世のように違和感のない代役なら
歓迎だが、全く異なる声はちょっと…。以上蛇足だが…)

この巻でどうやら地球を舞台にした物語は一応終わり、次巻からは
舞台は宇宙に移るようだ。次の巻からは、
物語がフィナーレに向かって勢いを増していくような気配を感じる。
このレビューが参考になった人 23
不器用な人々。 2010-02-21
作戦の途中経過としてさらりと挿入された感がありますが、この巻で忘れられない章があります。以下、引用です。
「そうならばなぜ、わたしらはいつまでもジオンの看板を背負っているんでしょうかね? もっと利口な生き方はいくらでもあったはずなのに、雇われテロリストに身を落としてまで・・・・・・。わからない。実に不可解だ」
・・・
(全員胸に手を当てて考えてもらいたい。我々はなぜジオン軍人であることをやめようとしなかったのか? 雇われテロリストと蔑まれながら、それでもジオンの軍人であり続けたことに意味はあったか? 他人の評価は問題ではない。こたえはそれぞれの胸の中にある。これまでの人生を否定するのも肯定するのも、決めるのは自分自身だ。いま、なにを成すか。その選択が、未来と同時に過去を決定するものだと知ってもらいたい)
(過去を捨て、新しい未来に生きるのもいいだろう。それはそれで勇気のいることだと思う。だが自分は、自分の過去を否定したくない。無意味であったなら無意味であったなりにけじめをつけたく思う。これは自分の独善であって諸君らに付き合う義理はない。それぞれに最良と思える選択をしてほしい。そしてどちらの道を選ぶにせよ、最後にこんな言葉しか贈れない無能な司令についてきてくれたことに、心から感謝したい。
ジーク・ジオン。・・・・・・終わり)
最初のページのイラストとあわせて見るとなんとも熱くなります。
このレビューが参考になった人 01
現実感がなくなってきた 2009-11-05
はい、わかてます
これはSFでガンダムです
現実感なんて堅苦しいこと言わないで楽しく読んでればいい
リディがありえな行動を取るのも青春、情熱、愛
ジンネマンが一人でガルダに乗り込んで救出作戦が成功しちゃうのも勢い
フィクションやっほーーい!!ってな感じで
でもさ
バナージの行動がアムロ染みてていかれてるのに
そこで周りまでおかしなことがまかり通るようになったら
もうなんでもアリに見えてくる
6巻までそこにあったSFなりの現実感が崩れていく気がした
もちろんマシンの性能は別だよ
シャンブロのあの強さもサイコフレームのオーパーツ的なとこもそれじたい
ガンダムの魅力の一部となりえるから
でも、何度もしつこいが人間社会までおかしなことになりだすともうイミがわからなくなる
ネエル・アーガマがガランシェールを助けるなんてナンセンス
ありえないしありえたらもうわけわかんない
ってなことで今、僕はわけわかんなくなっているのです
現実味が薄くなりそれまであった燃えるようなUC愛が揺らいできてます
SFから現実感が削げ落ちたらダメだろ・・・・orz
このレビューが参考になった人 06
物語が一気に進んだ7巻 2009-08-02
いよいよ佳境? の七巻に突入です。
感想を先に言うと、今までで一番面白かったです。
ブライト艦長はやはり良いですね。
本当に彼がガンダムの歴史となってますね。
あまり活躍は無いのですが、やはり重要な所は押さえてます。
リディが、良い意味で活躍すると思っていたのですが、彼は道を外れましたね。
個人的にはまさかの展開です。
政治的な話も多くなり、いろんな人の思惑が一番動いたと思います。
ここにくると、ダグザがいないのは辛い・・・。
このレビューが参考になった人 13
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